勉強の仕方について。 [準備話]

最近周りに勉強を始める人が何人か居るので、まぁ勉強方法の参考になればと思いこんな記事を書いてみます。

まぁ大学に受験せずに推薦で入学して、恐らく最初の成績は立教で一番下のレベルだったのですが、最終的には学業奨励金にも手が届き一番上のレベルの成績であろうと思います。

これだけ成長できたのは多分頭が良かったとかそういう物ではなく、勉強に対する姿勢と手法が正しかったのだろうなぁと思う次第で、だからある程度他の人にもそういった手法の有効性はあるんではないかなぁと思います。



1,目標の設定

結局勉強ってのは努力の時間の積み重ねで、やった時間と量がモノを言うわけです。そうすると勉強における最重要課題は何か?って言われたら間違いなく長期的なモチベーションの維持になるわけです。そうすると何よりも大事なのはコレではないでしょうか?

大学生が勉強する上でまず失敗しているのがこの目標の設定なのかなぁと個人的には思うわけです。目標というものは「~で点数を幾つ取る」とかそういったものでは無く、「自分は~をしたい」とかそういったモチベーション見たいなものです。自分は就職後に海外赴任してもっと仕事を楽しみたいからTOEIC800点を取る、とかそういうノリですね。

んなの当然過ぎて簡単だろwとかって思うんですが、残念なことに今日日の大学生はこれをしっかりできてないです。どのへんが上手くないのかっていうと、具体的目標とモチベーション的目標の相関が薄いんです。
就職に有利だからTOEIC取るとか、いや就職に有利な物は別に他にいっぱいあるけれどもなんでその中からわざわざTOEIC選ぶの?って思いますね。
交換留学の相談会なんかでも良く「なんで交換留学へ行きたいのですか?」って質問すると詰まる人が多かったです。留学へ行くためにTOEFLを勉強する。でも、何のために留学へ行くのかわからない。
「単純に憧れているから」なんて答えも帰ってきますが、それなら交換留学である必要性が理解しかねます。
あ、話がそれちったw

結局モチベーションを維持するためには明確で納得の行く目標が必要で、その目標から相関の強い具体的な目標を設定する必要があるのだと思います。


2,時間の設定

自分が一体これから何時間くらい勉強するのだろうか?それをわからずにやるとある日突然飽きてきます。
何千時間と勉強するとか思うと途方にくれるかもしれません、しかしその程度で諦めるのなら最初っからやらない方がいいと思いますし、そんなリスクの心配をするよりも途中でゴールまでの距離が分からなくなって燃え尽きる事を心配したほうがいいと思います。だから、自分の概算でも良いので、これからどういった勉強をしていってトータルでこのくらい勉強するというのを決めましょう。
ついでに時間が決まってしまえば日割りができるので、一日の行動目安にもなります。


3,細かい効率を考える

多分2を済ませると自分が結構長い時間を掛けて勉強しないといけないことに気がつかされると思います。
そうすると少しでも効率が上がれば長期的にはかなりのリターンを得れるってことに気が付きます。
ほんの小さなことでも大きなプラスに成るのです。

僕は大学2年生になってからシャーペンで勉強したいことが1回もありません。全てボールペンで、出来れば2か3色のみでやっています。まぁ理由は単純で、ボールペンのペンの進みってシャーペンの1,1倍あるそうで、さらに芯のノックが必要無いからです。
四六時中文章を書いているわけではないのですが、基本的に写してまとめてって言う事を繰り返しているのでペンの速度にはかなり助けられていると思います。
僕のここ5年の勉強時間がちょっと多めに見積もって大体1万時間で、この効率が1%上がっているとすれば100時間位はボールペンで得してますね。

後は色ペン使うと持ち替える時間がだらだらするので、色ペンをあまり使わないようになりました。
黒・赤・青のボールペンだけでやってます。

後は大体のものを暗記物まで落としこんで、書かなくても自分が問題に正解できるかをチェックできる状況を作っておきます。コレは単純に紙を半分に折って、左側に問題っぽいものかキーワードを書いておいて、右側にその答えか論述の流れを書いておくというものです。
書かなければ論述の正誤確認も20秒くらいで出来るので非常に楽で効率が良いです。


4,大きな効率を考える

こっちはもうちょっとシステム的なものですね。
いわゆる勉強法だとかそういった物なんですが、えーっと正直こう言うのはあまり頼っていないです。
しいて言えば上で上げた全て暗記物に落としこむっていう方法でしょうか?

1日に覚えようとするものが多ければ多いほど人は覚えられる量が増加するそうです。
例えば100個の単語を1日に何回も勉強するのと、3000個の単語をざっと1回確認するのとでは後者のほうが結果的に覚える量が多いのだそうです。TOEFLの勉強時に僕は毎日3800ワード確認していたのですが、たしかにこっちの方が早いなぁと思っていましたし、持続もしやすかったです。
じゃぁ暗記物は分けてやるのではなくて、勉強を全部暗記物に落とし込んだらどーなるんでしょうね?
そんな事を思ってコレを始めました。ただ他の方法なんて知らないので効率の是非はちょっとわからないですw

後は寝る時間と勉強する時間をしっかり決めるとかですかね。
能の記憶の整理は夜10時から朝2時に掛けて行われるらしいので(要確認)、必ずその時間帯は寝てます。
実際寝るのはいつも11時くらいですけれど。
あと早朝は耳の聞こえが良くリスニングの勉強に最適な環境が整っているそうなので、朝は5時とかに起きてディクテーションやってました。今じゃただ映画見てるだけになってしまいましたがw
この辺がどのくらい効率に関係しているかはわかりません、ただ1%でもプラスになっていれば十分価値があることだと思っています。

あとは睡眠時間ですね。
一夜漬けでなければ睡眠時間を削って勉強することは無意味です。深夜勉強してるとやった気になってしまうのは披露で容量の落ちた能が簡単にフル稼働状態になって集中した錯覚を得てしまうだけです。
大学生の間だと寝ないで何かすることが非常に価値のあることのようになっていますが、あれはどーかと思いますね。
あと僕は睡眠時間削って勉強する奴で僕より成績良い奴見たことがないです。
素直に寝て、効率よく勉強してください。


5,自分のモチベーションを大事にする。

昔のアメリカの大統領がこんな事を言っていました。
「負けてもそこで終わりじゃない。諦めたときに終わるんだ。」
まぁ彼はその後選挙で負けて諦めて政界からさってしまうんですがw

勉強における敗北とは全てのモチベーションが燃え尽きてもう目標に向かって前進できない状態に陥ることだと思います。例えテストで目標点が出なくとも、自分の人生プランを1年伸ばしたりしてみればまだまだ戦えます。でも、目標点が出なかったときに全てを諦めればもう無理でしょう。フェンシングをしていた時にコレをハッキリ分かっていた僕は、勉強を続けながら如何にしてこのモチベーションを維持し続けるのかについて考えてきました。

自分の目標地点を見学しに行ったり、少ない日常生活を少しでも楽しくしたり、色々試みました。コレに関してはかなり個人差があるように思えます。ただ一つ誰にとっても大事だろうなぁと思えるのは、同じ目標でないにせよ自分より頑張っている人が近くに居る事です。
頑張る人が周りに居なければ、一人何かをコツコツやっている自分が非常に馬鹿らしくなります。何かを達成するためにコツコツ積み重ねるのなんて自分だけなんじゃないだろうか?とか思ってしまいます。そういう気分の時には集中できるものではないですし、長く続けばあきらめの気持ちに変わることもあります。

僕はコレに関しては結構運が良く、色々な要因でモチベーションを支えてもらってきました。






まぁ書いてみればなんて事の無い話でしたね。
効率の話が中心になってしまったのですが、まぁしょうがないですよね。1日24時間しか無くて、そのうち使える時間は限られているので、勉強量を増やしたければ効率を良くしてゆくしか無い。
コレを読んだ人の効率が1%位上がってくれれば良いなぁと思います。
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