専門性という夢。 [世間話]
先日友達とskypeで喋った時のトピックが専門性についてだった。
多分僕はソコソコに専門性のある人間で、そこを除いてみれば多分残るのはゴミみたいな人間性と汚い部屋位だと思う。
そういう特徴のせいか、良く「専門性が欲しい」という相談を受ける。
えー、いやさ。欲しいのは良いけどさ、自分でどんな専門性が欲しいのか決めてから話をしようよ。
専門性の定義をすれば、自分の比較優位がそこにある状態になるのかな?
じゃぁさ、比較優位を生み出す為には何が必要なのかな?
当然そこを修練する為の時間でしょ。(あとは、効率を確保するだけの頭。これは外から持って来ても良い。)
つまり、専門性を得たかったら時間を投入すると言う条件が必ずクリアされなければならない。
さらに、比較優位であるからには、他の人よりも時間を投入する必要がある。(もし、効率が同じであるなら)
という事は競争者の数に比例して投入する時間も多くなる訳だ。
じゃぁそんだけの時間を投入するインセンティブは何処から発生するのかな?
専門性のメリットをPとして、費用を投入時間Tの関数C(T)とする。
P-C(T,a)=インセンティブ
となる。専門性のメリットは人によって違うんじゃね?という議論も出来るけれども、恐らく強い憧れを持っているとかでなければ大して差はないと思うので定数と置く。
で、個人間でインセンティブの大小を変化させているのは費用関数という事になる。
例えば好きな事に時間を投入すれば費用は低い物となる。嫌いなら大きい。
つまり、ある専門性を好きか嫌いか?という選好性(a)によって費用が変わってしまう訳だ。(当然家庭環境とかも入り得るけど)
で、専門性をどれにしたら良いか解らないというのはどういう状況なんだろうか?
それはつまりどの専門性のインセンティブも大して高くないと言う状態なんだと思う。
P_i - C(T,a) = I_i
I_i = I_j < 他の行動のインセンティブ
というかさ、今までやってこなかったって事は専門性への投資がそんな魅力的では無かったって事なんじゃないの?
そこで大きな変化、例えば何らかの理由でaが跳ね上がるとか、環境が変わって時間が余るとか、が無いのであればそれはインセンティブが低いままなんじゃないの?
その条件下で専門性に時間を突っ込んでも不幸になるだけだと思うんですが?
えーと、まとめるとだね。
専門性を得る事というのは他の人との競争になる。
よって時間の投入量と効率が必ず要求される。
専門性の選択で迷う人は、専門性を得ようとする事を止めといた方が良い。
多分競争に勝てないし、その時間を別の事に使う事でもっと幸せになれる。
あとさ、もし専門性のインセンティブが他の行動より大きいなら、多分勝手に活動を始めると思うんですよ。
だから専門性がうんたらとかいう時点でかなり専門性からは遠い、つまりは専門性獲得までに要求される投入時間量が多い、のかと思います。
で、その投入量を確保する為には大きなインセンティブが必要で、それは選好性aに由来する。
で、aが大きいのであれば勝手に活動を始めるはず。
1. now
P-C(T,a) = I < other (indicates T = 0)
2. future
P-C(T,a) = I > other (require large increase in T, if a is constant)
T=T(a) T is a function of preference,a.
so that large T requires some level of a.
However, a is exogenous variable. ( you cant chage it by your self.)
Consequently, T will not be increased unless a increased by shock.
3. as a result
if there is no shock on a
P-C(T,a) = I < other (indicates T = 0)
つまり、aに何らかのショックが無ければこの堂々巡りを抜ける事は出来ない。
多分Pもaの変数で、そのようにモデルを変えても同じ結論になるかと。
ただ、人を使う側はこれとは全く別のメカニズムを持ってる。
会社にしてみれば、その人が働く事によって会社が得られる利益はその人の能力の関数になる。
P(q_i, T) - W(q_i)*T = π(profit)
q_i は分野iにおける能力。高い能力はより高い利益を生み出すと考えられるので、Pとq_iはconcave functionだと考えられる。(非線形で増える。)
Tは労働時間。
賃金Wも能力に比例して上昇するが、上昇はPよりも低い。(もしかしたら線形かも)
つまり、会社にしてみれば働く人がより高いqをどんな分野で持っていても得をする。
あーそうか、ナッシュ均衡なんだね。これ。
会社が雇う為にはある程度の能力が必要になるから、それを付ける為に専門性を持とうとすると。
だから本当は皆が自分の選好性に基づいて専門性を得ようとしなければ皆が幸せになれるから、専門性なんか追うなと書きたかったけど書けないじゃんw
えーうー、うーん。
そーなると、高校生位までに好きな物がはっきりしているという事がとても価値のある事の様に思えるんだけど。
多分僕はソコソコに専門性のある人間で、そこを除いてみれば多分残るのはゴミみたいな人間性と汚い部屋位だと思う。
そういう特徴のせいか、良く「専門性が欲しい」という相談を受ける。
えー、いやさ。欲しいのは良いけどさ、自分でどんな専門性が欲しいのか決めてから話をしようよ。
専門性の定義をすれば、自分の比較優位がそこにある状態になるのかな?
じゃぁさ、比較優位を生み出す為には何が必要なのかな?
当然そこを修練する為の時間でしょ。(あとは、効率を確保するだけの頭。これは外から持って来ても良い。)
つまり、専門性を得たかったら時間を投入すると言う条件が必ずクリアされなければならない。
さらに、比較優位であるからには、他の人よりも時間を投入する必要がある。(もし、効率が同じであるなら)
という事は競争者の数に比例して投入する時間も多くなる訳だ。
じゃぁそんだけの時間を投入するインセンティブは何処から発生するのかな?
専門性のメリットをPとして、費用を投入時間Tの関数C(T)とする。
P-C(T,a)=インセンティブ
となる。専門性のメリットは人によって違うんじゃね?という議論も出来るけれども、恐らく強い憧れを持っているとかでなければ大して差はないと思うので定数と置く。
で、個人間でインセンティブの大小を変化させているのは費用関数という事になる。
例えば好きな事に時間を投入すれば費用は低い物となる。嫌いなら大きい。
つまり、ある専門性を好きか嫌いか?という選好性(a)によって費用が変わってしまう訳だ。(当然家庭環境とかも入り得るけど)
で、専門性をどれにしたら良いか解らないというのはどういう状況なんだろうか?
それはつまりどの専門性のインセンティブも大して高くないと言う状態なんだと思う。
P_i - C(T,a) = I_i
I_i = I_j < 他の行動のインセンティブ
というかさ、今までやってこなかったって事は専門性への投資がそんな魅力的では無かったって事なんじゃないの?
そこで大きな変化、例えば何らかの理由でaが跳ね上がるとか、環境が変わって時間が余るとか、が無いのであればそれはインセンティブが低いままなんじゃないの?
その条件下で専門性に時間を突っ込んでも不幸になるだけだと思うんですが?
えーと、まとめるとだね。
専門性を得る事というのは他の人との競争になる。
よって時間の投入量と効率が必ず要求される。
専門性の選択で迷う人は、専門性を得ようとする事を止めといた方が良い。
多分競争に勝てないし、その時間を別の事に使う事でもっと幸せになれる。
あとさ、もし専門性のインセンティブが他の行動より大きいなら、多分勝手に活動を始めると思うんですよ。
だから専門性がうんたらとかいう時点でかなり専門性からは遠い、つまりは専門性獲得までに要求される投入時間量が多い、のかと思います。
で、その投入量を確保する為には大きなインセンティブが必要で、それは選好性aに由来する。
で、aが大きいのであれば勝手に活動を始めるはず。
1. now
P-C(T,a) = I < other (indicates T = 0)
2. future
P-C(T,a) = I > other (require large increase in T, if a is constant)
T=T(a) T is a function of preference,a.
so that large T requires some level of a.
However, a is exogenous variable. ( you cant chage it by your self.)
Consequently, T will not be increased unless a increased by shock.
3. as a result
if there is no shock on a
P-C(T,a) = I < other (indicates T = 0)
つまり、aに何らかのショックが無ければこの堂々巡りを抜ける事は出来ない。
多分Pもaの変数で、そのようにモデルを変えても同じ結論になるかと。
ただ、人を使う側はこれとは全く別のメカニズムを持ってる。
会社にしてみれば、その人が働く事によって会社が得られる利益はその人の能力の関数になる。
P(q_i, T) - W(q_i)*T = π(profit)
q_i は分野iにおける能力。高い能力はより高い利益を生み出すと考えられるので、Pとq_iはconcave functionだと考えられる。(非線形で増える。)
Tは労働時間。
賃金Wも能力に比例して上昇するが、上昇はPよりも低い。(もしかしたら線形かも)
つまり、会社にしてみれば働く人がより高いqをどんな分野で持っていても得をする。
あーそうか、ナッシュ均衡なんだね。これ。
会社が雇う為にはある程度の能力が必要になるから、それを付ける為に専門性を持とうとすると。
だから本当は皆が自分の選好性に基づいて専門性を得ようとしなければ皆が幸せになれるから、専門性なんか追うなと書きたかったけど書けないじゃんw
えーうー、うーん。
そーなると、高校生位までに好きな物がはっきりしているという事がとても価値のある事の様に思えるんだけど。
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