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ノルウェーと農業 [ノルウェー]

ちょっと前にDrammenとSandeという農地に行って来たんですが、まぁ物凄い良い所でした。

農家の人がてきとーに仕事して、余った時間でのほほんとして、そんでもって何故かそこそこ金を持ってます。

ちょっと考えれば解ると思うのだけれども、人口が少なくて(=需要が少ない)物価が物凄く高いノルウェーにおいて農家って全然儲からないはずなんですよ。
おまけに人件費も世界で一番高いので、労働集約的な農業ではノルウェーは海外に対する比較有意を持たないはずなんです。

なのに何故か羽振りがそれなりに良い。そして生活がやたらに豊か。

理由は何でかな?と調べてみると答えは物凄く単純で、

恐ろしい額の補助が農業につぎ込まれている

というのが答えでした。
2011年において、40ヘクタール(平均的なサイズ)の畑を所持している農家は平均450,000NOK (= およそ630万円)を補助金として受け取っていて、この額は世界で一番の量。

ちょっと新しいデータが見つからなかったので、ちょっと古いthe economistの記事を乗っけておきます。
http://www.economist.com/node/2877916
この時期だとまだスイスの方が補助金が高いみたいです。
因に手元にあって面倒だからスキャンしてないデータを観ると日本は2008年時点で5位だそうです。

日本だと最近ある程度農家の補助金が過多なんじゃないか?という議論が本やインターネット上でそこそこ観られる様になったのですが、ノルウェーにおいてはどうなんだろう?

ある調査で以下の二つの質問が行われました。
1.ノルウェーに置いて農業への補助を増減させるべきか?
2.ノルウェーへ農家への補助の平均的な額は幾らか?

WTP for ag.jpg

まぁ上の図を見てもらえば解る通り、およそ50%の人が多くするべきだと考えている一方で、50%くらいの人が農家の補助金の額を知らないという結果。ちなみに二つ目の質問の答えは200以上なので、90%の人が補助金の額の正解を知らなかったという事になります。

えーと、はっきり言ってこの補助金の額は高いです。
Production subsidiesだけで国民一人当たり年間6万円程度負担している計算になります。(日本は一人当たり3万円程度。)4人家族だったら年間24万円な訳ですよ。

はたしてノルウェー人の家族に取って農業の支援が年間24万円程の価値があるのでしょうか?
多くの経済学者はその価値は農業にはないと結論付けています。
国民に取って農業の価値は3つあります。
1.食料生産による経済的な価値
2.食料自給率の上昇による心理的安心感
3.農地が存在することによる景観価値の上昇や観光への正の影響

で、ある実証研究によると、それらの付加的な価値を含めても、補助金は現在の水準の153億NOKから6.0億NOKに押さえるべきだとされています。

近年こういった研究が多くの国で発表されています、しかしながらノルウェーで補助金が減る傾向は一向に見えていません。
つまり、行政のプロセスではこの研究結果が受け入れられてはいないわけです。
これには幾らかの理由が考えられます。

1.経済学者が間違っている。
これは経済学を知らない人が大好きな理由です。
農業を考える時にベースとなる福祉経済学(welfare economics)の理論は人間の幸福の集合体である福祉に対してかなり限られた定義をしているので何かしらの間違いはあるかもしれません。
若しくは経済学者が農業の公共財としての(つまりは景色としてや食料自給率の安心感として)価値を過小評価してしまっているのかもしれません。

2.官僚と政治家の問題?
官僚の意向によって政治家が間違った情報を得ている可能性もあります。もし官僚が現状の政策を維持する事にインセンティブがあれば、政治家に対して間違った情報を与えるかもしれません。
また、農業団体によるロビー活動が行われている事によって、現状の政策を続ける事にインセンティブが与えられているのかもしれません。

3.効用関数の違い?
経済学者が大体行き着く結論はこれです。
政治家の効用関数と、社会の福祉の関数の構造が違うかもしれません。
政治家は、社会福祉の最大化ではなく、次の選挙での得票数を最大化しようとするかもしれません。そしてもし農業団体が補助を推進する政治家に投票するとすれば、これは大きなインセンティブになります。


この3つの理由がどれが正しくてどれが間違っているのかは今の僕にはちょっと解りません。
もしかしたら全部違うかもしれないし、全部正解なのかもしれません。
しかしながら、理由3はそれなりに理論的な説明がされていますしモデルでも説明可能な物なので、実証研究が進めば少なくとも理由3が正しいかどうかは近い将来に示されると思います。




もう書く事無いやw
まぁ、理由は2と3でしょうね。書き始めた時はモデルとか付けようかと思ってたけどやっぱtext boxに数式と絵を入れるのは面倒なので止めました。
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ノルウェーの漁業は職として普通なのに、日本ではなんで微妙な感じなんだろうね?って話。 [ノルウェー]

日本だと水産関係者=「あ、あんまり景気よくなさそうですよね、跡取りもいなくて大変そうですね、お疲れっす(笑」
というイメージなんだけれども、ノルウェーだとそんな事も無く今日も水産関係の会社は景気良さそうに楽しく生きてる。

このイメージってのは単なる内容の無いステレオタイプなんだろうか?
本当はノルウェーの漁師も貧乏なんだろうか?
それとも本当は日本の漁師は儲かってるんだろうか?

その辺の理由をちょっと探ってみようかと。
物価変動とかはちょっと面倒だから置いときます。(恐らく6年程度なら大きな違いは無いはずw)

まず日本の漁業者の平均年収から。
なんと平成18年度で246万円。
http://www.jfa.maff.go.jp/j/council/seisaku/kikaku/haihu_21/pdf/data1-6.pdf
少なくとも上のイメージはただしそうな感じ。

じゃぁそれに対してノルウェーの漁業関係者はというと、
とりあえずバイトで時給150NOK=2250円。
http://www.nav.no/82986.cms
なんか大分羽振りが良さそう。
つーかごめんなさいちゃんとした年収は見つけられませんでした(汗
http://www.ssb.no/emner/06/05/nos_lonn/nos_d362/nos_d362.pdf

比較になる変わらないのだけれども、養殖関係者は月給36,000NOK = 480,000yen
単純計算で年間600万程度といった所。
http://www.ssb.no/lonnfisko_en/tab-2011-02-17-02-en.html
日本の養殖は年収300万程度しか無いのでまぁ多少の事に目をつぶっても結論は、ノルウェーの漁業の方が何とかして日本の漁業よりも儲けていると。


まぁ結論ありきで書いてる気がしなくもないけれどもw
はい、次。

で、日本の何が問題なんでしょうね?
それは日本の漁業が開放的な市場にあるからと言える。
経済学やって来た人とかだと、
「え?家猫さん何時から中央計画経済主義に陥っちゃったんですか?どこかの経済原論Aに脳がやられてしまっていたんですか?」
とか言われちゃいそうなのだけれども、これにはちゃんと理論からの理由があるわけですよ。

結論からいけば、漁業を市場任せにしてしまうと限界まで漁業への参入者が増えてしまい、結果的に魚の量も収入も減ってしまうという感じ。

その辺を説明する為に漁業経済学のさわりをこの辺で

まず魚の増減に関する生物学的なモデルを。
max.jpg
え〜この前の記事からそのまま持って来たんだけれども、
X軸が海にいる魚の量、
Y軸が魚が1年で増加する量。

このグラフで特徴的なのは、何故か魚の量(fish stock)が一定以上増えると次の年に増加する魚の量( Growth of the stock)が減ってしまう事。
この特徴の最も単純な説明は、
「魚の数が増えすぎると互いに餌を取り合ってしまい十分に成長することができない。そして究極的には共食いしてしまう。」
というもの。

もし、漁師が持続可能な範囲で漁業を継続するとしたならば、この増加する魚の分だけ漁獲していれば魚の量は毎年変化する事無く継続して行ける。
このガイドラインに従うと仮定すれば、あるストック量が最大の漁獲許容量を保持する事になる。
それが上のグラフで一番Y軸が高くなってる所にある。
つまりはX軸が0.5になっている所が最大の漁獲量を保持している訳なんですよ。

魚のストックの増加量Gと同じ分だけ漁獲する。
G(S) = Y(Z)
漁獲した分に価格を掛けた売り上げから、漁獲に費やした努力Zとその値段Cを掛けた費用を差し引くと利益になる。
PY – CZ = Profit

じゃぁもし漁獲コストと魚の値段が一定なのであれば、漁獲量が最大の所が全体で見た時には利益最大という事になる。

しかしながら、オープンな市場で誰でも漁業に参加出来る状態になると少し違った事態になる。
個々の事業主に取っては少しでも利益が上がるのであれば市場に参加するインセンティブが発生するので、PY-CZ=0のレベルまで漁獲されることになる。
つまり、もう一隻でも漁船が参入したら全員が損してしまうというレベルまで生産されてしまう。

簡単なモデルとケースでちょっと例を。
ストックの成長率
G=S(1-S)
max.jpg

収穫関数(Zは努力量)
Y=ZS

ストックの量を守る為に漁獲量と成長量をイコールにする。
Y=ZS=S(1-S)=G
ZS=S(1-S)
Z=1-S
S=1-Z
このSをY=ZSに代入
Y=Z(1-Z)

さて、ここで適切な努力量Zと解放市場に置ける努力量から得られる結果を比較してみる。
魚の価格Pを2、Z一単位ごとのコストCを0.5とする。
Profit=2Y-0.5Z=2Z-2Z^2-0.5Z=1.5Z-2Z^2
適切な努力量は魚のストックからの利益を最大化させるものなので、利益をZで微分して0と置く。(First order condition)
d(profit)/dZ = 0 = 1.5-4Z
Z=0.375 努力量
S=1-Z=0.625 魚のストック
Y=Z(1-Z)=0.234375 漁獲量

一方解放市場の場合、
PY/Z=Cとなるまで漁獲が行われる。
PY/Z=C =2Z(1-Z)/Z=2-2Z =0.5
2-2Z=0.5
Z=0.75努力量
S=1-Z=0.25 魚のストック
Y=Z(1-Z)=0.1875 漁獲量

結果を比較してみると
解放市場の場合、努力量を多く投入したあげく魚のストックを減らし、さらにはより少ない収入しか得る事ができないという結論に至る。

で、話の流れから解る通り日本は殆どの種類の魚に関しては法的拘束力を持たない為にこの解放市場のケースに当てはまってしまう。

日本においても幾らかの種類には漁獲量の制限がされているのだけれども、その制限の仕方に些か問題がある。現在の方式は個々の漁業者が自由に漁獲を行いその総合の漁獲量が制限量に達したら漁獲を禁止にするという物。
これの何がいけないのかというと、早目に多く取れば取るほど利益が得られる状態になってしまう為に設備投資と努力量が過剰になってしまい全体での利益が損なわれてしまう。

で、(やっと本脈に戻って来たw)
この辺が日本の漁業が儲からない理由なのだけれども、
気になるのが一体この理由でこの収入差の何処まで説明出来るのだろうね?ってこと。

個々のデータとってパネルデータとIVを使えばなんか出来そうな気がしなくもないかな。

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ノルウェーサーモンのブラインドテスト [ノルウェー]

たまにはノルウェーネタで。
International Fishery Managementの授業で教授が話していたネタです。

先日スーパーで販売されているノルウェーサーモンを目隠しして食べてランキングを決めるブラインドテストが実施されました。

現在ノルウェーで販売されているサーモンには二種類あります。
1.ノルウェーで漁獲し、ノルウェーで加工するもの
2.ノルウェーで漁獲し、中国で加工し、ノルウェーに輸入し直して販売するもの

一瞬、え?って思う選択肢なのですが、人件費がバカ高いノルウェーで加工するよりも中国で加工してしまう方が輸送費等を考えても遥かに安上がりなのです。

「豆腐と水には旅をさせるな」とどこかのマンガでは言ってましたが、テストの結果は中国で加工されたサーモンの方がノルウェーで加工している物よりも質が高い(おいしい)という物でした。
一見この常識とは整合しない結果はどのようにして生まれたのでしょうか?

その理由は運送方法にあります。
ノルウェーで加工するサーモンは"Fresh"という名前を付けて売る為に漁獲されてから一度も冷凍されずに消費者の手に届きます。(一度冷凍してしまうと"Fresh"を商品に付けられない。)
それに対して中国へ送られる物は漁獲後すぐに冷凍され、消費者の手に届くまで解凍されません。

近年の冷凍技術の進歩により冷凍による鮮度の低下は大した問題ではなくなり、気がついてみれば生のまま地元で加工するよりも良い鮮度を保てる様になってしまった訳です。
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ノルウェー脅威のメカニズム [ノルウェー]

今日は The Energy, Resource and Environmental Sectorという授業でThe Marine Harvestという魚の養殖会社のプレゼンをきいてきました。
内容がかなり興味深かったのでブログでまとめを。

基本的には会社がどんな規模で展開していて、どの市場にフォーカスを当てて、どんな手法で運営してますって話です。

この会社の主力商品は養殖物の海産物、特にはサーモンがメインみたいです。
サーモンの海産物市場での比率は1%無いくらいで大体350万トン程度。
需要は2010年まではトントン拍子にのびていて、今後ものびてゆくそうな。

まぁ面白かったのは養殖のシステムで、今までの自分の感覚だと養殖=放流ということになっていたのだけれども、そうじゃないみたい。

淡水プールの中で24−36ヶ月稚魚(稚魚の値段は大体1匹8NOK=120¥。)を育てて、それを時期になったら海に運んで、海の中で14−22ヶ月飼うというのが基本的な手法。
ここで育成期間に幅があるのは、需要に合わせて出荷する必要性があるからで、餌の量や配合を変えることによってこの期間の調節が可能。(おそらくここで統計使って需要量を推定して、最適化とかを使ってオペレーションを決めてるのでしょう。)
育成が終わった頃には最初100gだった稚魚が4.5-5.5kgの体重を持つ立派なサーモンになり、海で収穫された魚は2時間(驚きの早さw)で切り身になって各地に配送されるそうです。



近年魚の養殖というと指摘される事は餌とそこから得られる食べ物の量で、その点に関してサーモンの養殖はかなり優等生。
FCR(feed conversion rate)は1.2で、1kgの魚を得るのに大体1.2kgの餌が必要になるそうな。一方で牛は8で鳥は2。
この数値はかなり低く、餌として用いられる物も魚の加工時に廃棄される部分や廃棄野菜から作られる油等で、人の食べる物との競合は他の家畜と比べると低い。さらにサーモンは他の種類の魚と比べると人が食用に使える体の比率が非常に高いので、FCR的にはかなりエコな商品だそうな。
野生の魚は様々な場所へと移動してゆく為にエネルギーを無駄に使う一方で、養殖物はただ体温を保つ事のみにエネルギーを消費するので、野生の魚を捕るよりも養殖した方が遥かにエコであるという主張が非常に面白かった。(た、確かにw
そしてサーモンの食べられない部分は他の種類の魚のえさとして出荷されるそうな。(そしてその魚の廃棄部分がサーモンの餌としてやってくるのかと思うとちょっと面白い)



サーモンの養殖には特定の条件が揃ってないといけないので、(例えばきれいな水だったり気温だったり。)世界でもサーモンの養殖が出来る場所はかなり限られているそうな。
主にノルウェー・カナダ・チリの生産が多く、日本は天然物が市場のほとんどを占めている関係から殆んど生産していない。
サーモンの養殖に最も影響する天災は病気で、纏めて飼っている水槽に病原(ウイルスが殆ど)が入るとたちまち感染がプール内に拡大し、隣接しているプールにも当然広がる。
さらに海の中では病原の長距離移動が非常に容易な為に、多くの国では参入規制を設けて国内での感染が広がりにくくするような措置をもうけている。が、チリでは2年くらい前に病気が広がって生産量が4分の1ほどに落ち込んでしまい(確か35万トンから10万トン以下へ減少)、その影響を受けてノルウェーの養殖サーモンがアメリカへと空輸される事態になったそうな。その時の輸送費は意外と安く、1匹当り(4kg程度)$1。


と、まぁこんな感じです。
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ベルゲン [ノルウェー]

ちょっとはベルゲンについて書いておかなくては・・・

ベルゲンとはノルウェーの2番目の人口25万人の都市です。

観光地として有名で、町の中心部へ行けば観光客でにぎわっています。

滞在している日本人学生の数は結構多く、恐らく30人程度はいるのではないでしょうか?

街の正面には海があり、背後には山があり、1時間ほどのハイキングをすれば町と海を一望できる素晴らしい景色を拝めます。ベルゲンに限らないですけど、ノルウェーへお越しの際は是非ハイキングを楽しんでみてください。

501.JPG


正直言って街はあまり大きくなくて観るものもそんなにありません。

465.JPG

ブリッゲンだったり、

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ブリッゲンの建物の間に入ってみたり、(ちなみにここにあるパブがすっげー中世っぽい雰囲気で好きです)

477.JPG

ベルゲン美術館でピカソの絵を見たり

007.JPG

ムンクの絵を見たり

050.JPG

ノルウェーの風景画を見たり

463.JPG

フィッシュマーケット行って巨大なサーモンサンドイッチを食べたり・・・



そんな感じです。

まぁ・・・あれです。大体こんな感じで生きていますw



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日本人での集まり。 [ノルウェー]

恐らくどこの国へ留学しても日本人の集まりと言うものがあると思う。

正直に申し上げて僕はそれがあんまり好きじゃない。

もちろん集まるメリットはある。

町の事や学校の事を教えてもらえるのはひじょおおおおおおおおおおおおおにありがたい。

それでも教えてもらえさえすれば後はまぁいいかなって思ってしまう。

これはなにも今回に限らず前回のWMUでもそうだった。

なんでか?うーん。

多分そこに集まる理由が「人が面白いから」という一般的な人間関係の理由ではなく、

「同じ場所にいるから」「知らない場所では不安だから」といったような理由だからだろう。

話していて面白いなって感じる人は20人いて3人くらい。

他の人たちはまぁ・・・いいかなw




僕は生きている限り面白い事をし続けたい。

それは他の人にとって面白いではなく、自分にとって面白い事だ。

だから利便性でも、不安でも、一体感でもなく、

面白さで人間関係を選びたい。

だから意思を強く持とう。

友達が出来なかったらまた教科書と友達になろう。

住む場所が図書館だっていいじゃないか。

今日の帰りのバスの中で硬く戦いの誓いを立てた一日でした。
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おひさな感じです。 [ノルウェー]

ベルゲンから今晩は。

お久しぶりです。

特にまだ書くことはこれといってないのですが、生存報告をw


Norwegian School of Economicsというところへ入学したのですが、どうやら測らずしてノルウェーのトップビジネススクールだったそうで、町にのみに行って学校の名前を言うと取ってもほめられます。
なんかうれしいような、努力に見合わない賞賛を受けているような気がしてしまってちょっと引け目を感じたりしてます。
うん、もっとランキングの高い学校は世の中にあるぞっ。

修士課程の授業の内容なんかを見るとレベルがかなり高く、やはり陸橋の授業でやっていた内容では付いてゆけない気がします。
うーんこういうところで交換留学のありがたさが滲み出て来ますね。立教いってる人で海外大学院狙う人は1年使ってでも交換留学へ行く価値はあると思います。

クラスメイトは結構な数の元社会人がいて、有名証券会社で働いて早期リタイア人とかいます。
うーん。でも話していてもそんな頭よくない気がするんだよな。でもその辺は来週以降判明するという事で。

とりあえず、今後二年は計量経済学を軸にして環境、エネルギーそして資源関係の勉強をしてゆきます。
出来れば授業の内容を、そしてもうちょっと頑張ってその応用を書いてゆければいいですね。
写真は・・・そのうちw
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オスロ最終日 [ノルウェー]

さてさて、オスロももう最終日です。

今から2時間ほどしたら電車でベルゲンへ向かいます。

オスロはですね。良いところなんです。でもね。

なんか、こう面白くない。

美術館のクウォリティとかは非常に良かったと思うし、

町並みもとってもきれいなのだけれども、

自分がここにいる実感も何も無い。

あるのは寂しさと虚しさとブロンド美人を追いかけ回してる哀れな自分の目線だけ。

やっぱりアラスカ以降僕の一人旅に対するモチベーションは完全に打ち砕かれてしまったらしいです。

はぁ。

誰かヨーロッパ旅行しましょうよ。俺も行くからw

IMG_0697.jpg
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初日 [ノルウェー]

はいどーもです。

ノルウェーにやってきた訳ですが、初日は熱と下痢で寝込んでますw

食べた物が全部出て行っておなかがずいぶんスリムになりました。


ずいぶん前に大学院で留学しようって決めた時から考えていた事。。。というか妄想していた事があって、

一体出発するときにはどんな感じで送り出されるのかなぁと、考えていた訳ですが。

本当にいろんな人に送り出されて、中には空港まで来てくれた友達までいて、妄想以上でした。

KLM.jpg

ちなみにこの飛行機の中に乗っていたそうです。

KLMでアムステルダムまで12時間。

アムステルダムで2時間待機の後にオスロ行きへとトランスファー。


IMG_0677.jpg

空港内に美術館のショップなんかがあってかなり楽しかったです。

アムステルダムから2時間ほど飛べばオスロ到着。

オスロからはSASというair port busで40分ほどかけてオスロ中心部へ。

片道150NOKで2700円位ですかね?


ホテルついてから近くのパン屋へ買い物へ行って、

パンと500mlの7upで会わせて1000円ほどしたのに驚き、

疲れていたのでその日は就寝。

朝起きると異常な気怠さと熱と下痢を感じ、

そのまま寝続けて今に至るw

ちなみに今は朝の4時です。

体調が戻ればちゃんと観光できるんですけどねぇ。

とりあえず今のところは下痢以外は回復しました。
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ノルウェーへ留学するためのビザ申請 続き [ノルウェー]

はいどーも

今日ノルウェー大使館へ行ってビザの申請を行って参りました。

いやぁびっくり。

誰も居なかったです。

物凄い豪邸みたいな大使館で、インターホン押してゲートを開けてもらいました。

そして大使館へ入ると受付のおねーさんに左側のスッゲー小さな会議室みたいなところを必死に指さされ、

あぁどうやらこの部屋で申請をするのだなとやっと理解し、

入るとそこにはかっこいい中年のおっさんが一人。

大使館のHPに記載されていた書類を提出して、

簡単な質問を(ガラス越しだったからか)ものすごく小さな声の英語でされ、

終了。

え?これだけ?って感じでした。

アメリカへ留学したときは

強制収容所かよwww ってくらいに並ばされて

荷物検査れて何時間も待たされたんですが・・・

まぁ申請する人数に差がありますよねw

ただ最後に「君の財政証明書にはなんのための照明家が記載されていない。学費?生活費?もしかしたらそれを明記した書類の提出を求めるかも」って言われたけど

まぁ問題ないでしょう。


その後は6時半までその辺で時間を潰して、

ノルウェー語にトライ!2011~日本人とノルウェー人による言葉の交流~

へ行ってきました。

かなり衝撃亭な言葉を放つ方がMCをやっておりなかなかに面白いイベントでした。

過去にベルゲンへ留学していた方や、ノルウェー語を自分で勉強している方なんかとも知りあえて満足満足。


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