労働市場の蜘蛛 [経済学]

Cob-web modelの研究を探していたら70年代の労働市場の論文を幾らか見つけたのでちょっとまとめを。

Richard B Freemanの
"Cobwebs": A recursive Model of the Market for New Lawyers
A Cobweb Model of the Supply and Starting Salary of New Engineers

多分ググればpdfが見つかるかと。

どちらも中身は一緒で、育成に数年掛かる専門職は労働市場において供給量と価格に周期性があると言うもの。

例えば現状でEngineerの数が不足している場合、給料が上昇して多くの学生が工学を大学で勉強する事を選択する。

そして卒業した時には多くの工学学位を取得した学生が労働市場に供給され、結果給料が下がる。

これは弁護士にも同じ事が起きる。


この論文で面白かった事は、著者が給料のデータ無しに推定を出来ている事だ。

給料のデータは基本的にあまり精度が良くなく、信頼出来ないのでその必要性がある。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。