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夢と挫折と残った何か。 [未来の話]

帰国してから1周間が経ちました。

すこし考えをまとめるためにもブログを書くのもいいんじゃないかなと思い記事を書いてます。

2年前に経済学者になりたいと日本を旅立ち、必死にノルウェーで足掻いて来ましたがとうとうその夢を諦める事に成りました。

分が悪かった最初の一年を2年目で取り戻せたと思っていましたが、そうでも無かったみたいです。

3月の20日頃に結果を受け取ってから、4日間本当に生ける屍の様な状態でひたすら将来に対する不安と後悔の渦の中にいました。

とりあえず未来の為に何かしていれば不安でなくなるという理由から他のPhDの募集要項を集めてみたり、就職活動のサイトに登録してみたりしていました。

そして5日目にある事に気が付きました。

PhDのプログラムを見ていてもワクワクせずに不安ばかりを感じてしまっている自分がそこにいました。

そこから不安にならない為の見せかけの就職活動と、自分が今何に好奇心を持てるのかを模索する行為を始めました。

しかしいくら自分が出来る事(例えば英語とか)を軸に職を探しても、一向に自分の好奇心の在り処を見つけることはできませんでした。そして自分の不安を掻き消すことも出来ませんでした。

一週間と2日か3日経った辺りでデータサイエンティストという単語と出会いました。

それから数日間は朝から晩までデータサイエンティストの業務等について調べていました。

正しくそれは好奇心が不安を上回った瞬間であり、日本へ帰るという結論に達した瞬間でした。

もしかしたらただの現実逃避なのかもしれません。
今に最も近い選択肢を選んでいるだけかもしれません。
何かを目指すことによって自分の体裁を短期的に良く見せようとしているだけなのかもしれません。
正直どうなのか自分でわかっていません。
判別方法もよくわからないです。

けれども僕は好奇心を追わなければタダのダメ人間に戻ってしまうと確信しています。

高校を卒業して成績も英語も一番下だった人間がここまでやってこれたのはそこに好奇心があったからです。

だから僕はこれからも自分の好奇心を追い求めて生きてゆきたいと思っていますし、おそらくそれは僕が人として最もマトモに生きて行ける道なのだと思います。



さて、結論を。
僕はデータを分析してビジネスがしたいと考えています。
データサイエンティストに。。。もしくはそれに近いものに成りたいと思ってます。

きっと多くの人からは理解されないでしょう

今足りないものもいっぱいあるでしょう

それでも僕は好奇心が見つけた物へと挑戦したいと思います。

ということでただ今日本で絶賛就職活動中です。

∂utility/∂income < ∂utility/∂interest
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現状 [未来の話]

はいどーも。

宿題で圧殺されそうになってる感じの毎日です。

大学院に来て1週間で宿題7個もらうとか考えても居なかったです。

まだ二つしか終わってない訳ですが・・・


いやですね、

自分の実力の足りなさを結構感じている訳ですよ。

なにかっつーと主に数学と英語なんですけれども。

数学はまず教授の説明1回じゃすらっと理解できない。

部屋に帰って自分で考えて、色々こねくり回してやっとどーにか理解したかな?と言える程度。

こんなので他の人の作ったモデルとかみて一発で理解できるんですかね?

学会で発表してる人に質問する人とかってこのモデルの仕組みが解ってるから質問できるわけでしょ?

いやはや、まだまだ遠いね。

英語は自分の発音ってどーなんだろう?って最近思ってます。

あと文法はもうめちゃくちゃw

喋ってる時の文法のひどさに自分で結構幻滅してます。

まー喋れないよりかはましかな?と思ってべらべら汚い英語を喋ってます。

あとね、ある程度以上の難しい事を説明しようとしたら絶対止まってしまう。

今日は統計を英語でドイツ人に教えていたのだけれども、

t検定の話とかを説明するのに困った困った。

もっと長いセンテンスを準備なしにさらっと言える様になりたいですね。

まぁ日本語でそれ言えるの?って聞かれるとう〜んってなってしまうのだけれども(笑


そのへんをこの2年でどーにか出来たらいいな

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次のステップ [未来の話]

あと1週間で日本へ帰国します。色々と自分の留学生活へ思う事があるのですが、何にせよ僕の交換留学生としての期間はこれで終了するわけです。

つまりこれからは自分の将来を考えて、留学生としての経験と自分の未来をつなげる期間を過ごさなくてはいけない訳です。

今の段階で僕が目指している将来は大学院の留学です。

これはつい最近思いついたわけでなく、大学1年生の後期から意識してきた事です。それに必要な条件をそろえる為だけに交換留学へ応募しました。

僕の気持ちは北米の大学院へアプライすることで固まっています。Phdを取れるかどうかは、自分の能力の限界ってのを知らないので正直サッパリ解りませんが、今自分の前にある選択肢の中で一番魅力的で、面白そうで、意欲的だと思うものが”この選択肢”なのです。

これから1年間は未来と過去を繋げる期間を歩いてゆきます





上に書いた通り、僕の交換留学には明確な目標がありました。大学院でやっていけるかどうかを測る事と英語の能力を十分なところまで持っていく事。

それは一見すばらしい事です。でも、8ヶ月の間かなりのプレッシャーと戦う事も意味しています。

結局やってる事は日本でもアメリカでも変わりません。周りの交換留学生やアメリカ人が特に明確な目標もなく楽しく暮らしている中、こっちは一人、ただハードルを越える為だけに生活するわけです。

僕はハードルを越えられなければ、”自分の目標設定を超えられなかった”という無能の看板を背負って日本へ帰らなければいけない訳です。

しかし、楽しくやっている人たちを横目に観ながらそのプレッシャーと戦いハードルを越えれたこと、それが僕のこの留学における1番の収穫だったと思います。

留学に来た人はそれぞれが日本で勉強している人達と違う経験をするわけです。つまり、周囲からはそれ相応の能力を求められる事になります。

求められる能力は高い英語力であったり、未来を見据えて行動する能力であったり、点と点を結ぶ能力だったり、一人で生きてゆける能力だったりするわけです。求められた物を得られていない人達は、知らぬうちに自然と無能の看板を周りから背負わされる事になります。

世間は留学した位で評価してくれるほど暖かくはないでしょう。あなたが留学した事があなたの目指すものの何に影響して、自分のしたい事の何を可能にするのかをハッキリさせられなければ、自分の無能さを証明しに行く様な物です。

あなたは何の為に留学するのですか?
タグ:交換留学
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